特例は認めたくない(可能な限り)

大阪府が代執行で、園児の植えた芋を撤去するという事件がありました(有名な
事件なので、ソースにリンクしません。ごめんなさい)。
私は大阪府の行動に賛成です。
例えば、園児側の主張を認めたとします。そうなったときには、「うちは○月○
日までに退去しろと言われたから、不本意ながらも退去した。あのときゴネれば
期限を延ばしてくれるのか?」と反論する大人が大勢出てくる可能性があります。

話は変わりますが、高校生の時に機関誌委員として機関誌の編集に携わりました。
印刷会社への発注と校正のスケジュール上、どうしてもという原稿提出の締め切
り日を設定しました。各クラスの委員の協力のおかげで、9割以上の原稿が締め
切り日までに集まりました。
少数ながら締め切りに間に合わない原稿が発生しました。私は頑として「当日遅
くなってもいいから提出してください」と言いました。私の性格は「頑固」だの
「石頭」だのと非難されます。ええ、そうですとも。
しかし、仮にここで2〜3日延期したとします。するとどうでしょう。締め切り
に間に合うよう努力した委員からは「な〜んだ。締め切りに合わせるように頑張
ったのにあほらしい」ということになります。大学受験に向けた厳しいスケジュ
ールのなか、万障繰り合わせて書いてもらった原稿です。真面目に取り組み、提
出に間に合わせた委員に弁解のしようがありません。改めて言いますが、締め切
りの延期を頑として受け付けませんでした。

プロの編集や出版の世界ではどうすることが礼儀か全く知りませんが、受験戦争
の最中の出来事なので、心を鬼にして締め切り延期を断固反対しました。

今でもその決断が正しかったのか間違っていたのか、時々思い出してはそのプロ
セスの是非を脳内検証しています。自分はそれでも正しかったと信じています。

特例を認めると、既存の仕組みをガラッと直さなくてはならなくなる事例として
参考になれば幸いです。