ホワイトアウト/真保裕一

ホワイトアウト (新潮文庫)

ホワイトアウト (新潮文庫)

真冬のダムにテロリストが立てこもった。ダムへの唯一の連絡路であるトンネルは爆破され封鎖された。テロリストはダムの一斉放水により、下流のダムの破壊とその流域に住む何十万人もの住民を巻き込む計画だ。そこに立ち向かうダムの運転員富樫。ダムのすみずみを知りつくした彼は、どうやってこの難局を乗り越えるのか?

映画化されたので有名だと思います。真保作品は今までに何作か読んだけれど、冒頭からかなりの密度です。余計な比喩や誇張、与太話は一切ありません。できればダムの内部の図面をつけてほしかったところ。福井晴敏さんの「亡国のイージス」でも同じこと思ったっけ。