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探偵はバーにいる/東直己

探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)

探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)

札幌ススキノを舞台にした、やわらかハードボイルドアクション小説。大泉洋主演で映画化されるとのことで平積みになっていたのを購入。また、著者は北海道のワイドショーでコメンテーターをしてるので、道内認知度は高い。


ススキノの便利屋の主人公<俺>に、北大生原田誠から『恋人が失踪したので探してほしい』という依頼が来たところから物語が始まる。
ゲームの「龍が如く」や大沢在昌の「新宿鮫」シリーズに近い舞台設定だが、人物やアクション、バイオレンスをぬるめにしたような感じだった。
マイナスポイントは、人物が多い上にニックネームや実名が混ざって区別がつきにくくなっていること、出てくるホテルやバーなどの店が多すぎて混乱することがあげられる。自分は小説中盤で読み間違いしていることに気づき、ずいぶん損してしまった。
でも全体的には、文章の語り口など技術的に手が込んでいて良い小説でした。星4つくらい。