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副音声に音声はいらない。いや、むしろはずしてください。

今年元旦の天皇杯サッカー決勝(大学ラグビーだったら勘違いかもですごめんなさい)で、私は初めての経験をした。その事件はテレビの副音声で起きたのだ。


副音声:実況(なし)解説(なし)


私はこの英断をしたNHKのスポーツ部に拍手!
砂糖もジャムもフルーツも入れないプレーンヨーグルト状態!そう、我々観客はプレーンな試合を見たかったんだ!


副音声にして聞こえてくるのはピッチに流れる風の音、スタンドを埋めるサポーターからの熱い声援、声を出してパスやポジションを指示するプレイヤー、できるだけ的確に選手に指示を送ろうと、ベンチを立ち上がり口メガホンで大声+ジェスチャーで戦う監督、レフェリーのホイッスル、選手がけがした時やボディアタック食らった時の「うっ」といううめき声………
ピッチで聴くことのしか出来ない音だけが画面を通して聞こえてくる、この生々しさ、臨場感。昔からよく言われる「名勝負に言葉はいらない」

以上、今年の元旦の思い出でした。

本題に入ります。

今回四大陸選手権?とかいうフィギュアスケートの大会をチラと見ました。ああ、惜しいな、もったいないことするなあと感じた次第。流麗な音楽が流れ、シュルシュルとブレードが氷を削る音がして、ジャンプの時にはガッ(間があり)ガリッと深く削れる音。冷たい氷とは対称的な暖かい声援と拍手。もうこれだけあればフィギュアスケートは充分でしょ。先に言ったまさにプレーンヨーグルト状態!これが見たい!


「緊張の面持ち」「アクセルは出るのか…決まった!」「トリプルからのダブルトーループですね」「決まった!」…
はぁ、こんなわかりきったこと音声で流す必要あるのかよ。しかもセンスなくだらだらと。何をやったか見てる人はわかります。

会場のお客さんは、選手の息づかいとBGMと氷の音と拍手の音に耳澄ませているだけで至高の体験が出来る。テレビの画面でも至高の体験を味わいたい!


ということで、フィギュアスケートも、副音声は「実況(なし)解説(なし)」の構成で放送していただきたく思います。