蟹喰猿フーガ/船戸与一

蟹喰い猿フーガ (徳間文庫)

蟹喰い猿フーガ (徳間文庫)

げげっ。商品画像がない…。てか、もう絶版ですか…。

タイトルからして、船戸作品で過去最高に辺境なジャングルを舞台にしているものと想像してた。実際は真逆で、アメリカが舞台。デンヴァーとかニューヨークとか。銃もあまり出てこないし、車は買えるし、お金は使いまくりだし、かなり都会的な話でした。

今回は敵役がしぶとくて、どっから情報を得るのか、主人公をかなりしつこく追い回します。他の作品だと主人公が追いかけていくので、この点でも真逆ですね。

絶版になってるし、中古屋にそう並ぶ本でもないので、”よかったら読んでくださいね”とも言いづらい状況です。でも船戸作品ランキングではかなり上位に来る出来だと思います。この作品をベストと言う船戸ファンも少なくないです。