北海道のファイターズファンが、昔応援してたコンサドーレ札幌のメディア露出を考える

まず前提として一言申し上げる。私はコンサドーレ札幌というチームにもそのサポーターにも敬意を持っている。これは私が昔コンサドーレ札幌を厚別競技場まで自転車で見に行ってた時期から変わらない。私が厚別競技場でみていた時期とは、岡田監督が采配をふるい、ミッドフィルダーに野々村、フォワードにエメルソンと吉原宏太。鬼の3バック森、大森、名塚。戦術がサポーターの目から見ても明確な時期だった。今は札幌から離れているところに住んでいるので、実際のゲームを見たり他のサポーターとの交流はしていない。今年の振るわない戦績に批判や罵倒をする気は毛頭無い。このことを踏まえて以下の文を読んで欲しい。


今年、ふがいない成績からゴール裏サポーターから河合竜二が罵声を浴びせられるという一件が起きた。恥ずかしながら、私はこの動画で河合竜二選手がキャプテンだと言うことを知った。


このような記事も書かれた。
"史上最速7戦残し降格!敗戦の瞬間 誰も気づかず…札幌"
http://news4spo.blog.fc2.com/blog-entry-692.html


道外にいる人からすると、なぜコンサドーレ札幌の"降格の瞬間"に誰も気づかなかったの?という純粋な疑問をもたれた方も多いだろう。
テレビのNHK札幌が流すスポーツ情報は、まずは日本ハムファイターズ情報が優先である。さらにはもはや北海道人ではないダルビッシュの投球内容や勝ち負けまで報じていた。
コンサドーレが何対何で勝ったのかor負けたのかは、全国ニュースのスポーツ枠で流れる「今日のJリーグの結果」という味気ないフリップでさらっとしか知ることができなかった。一般人はコンサドーレに対してこのような情報しか得ることが出来なかった。もちろんJリーグに詳しいサッカーファンは点数や試合内容や活躍した選手をつぶさに研究していただろう。でもサポーターの域に達しない一般人には、どの選手がいい動きをして機能して、監督のどの采配がズバリはまって、誰がコンディションが悪く故障気味で動きが悪くて……、というプラスの情報もマイナスの情報も入ってこなかった。


ローカルテレビ局というのはときに残酷になるものだ。それは北海道民が求めている情報の写像でもある。
コンサドーレ札幌のサポーターであった私の目も、同じ札幌ドームで戦う日本ハムファイターズの試合に目が行っている。道内でのニュースの量がコンサドーレ情報よりもファイターズ情報が格段に多い。メジャーに行ったダルビッシュ投手の情報が北海道ローカルのニュースで報じられることも多々ある。すでに北海道人じゃないダルビッシュを報じるのはあまりにもやりすぎじゃないかと抗議したこともある。


コンサドーレのフォワードがんばったね。キーパーよく抑えたね、ディフェンダーよく体を張ってた」みたいなサッカーファン同士の何気ないコミュニケーションすら形成されず、話に参加もできない。”史上最速7戦残し降格!敗戦の瞬間 誰も気づかず”という状況は起こるべくして起こった。


「好き」も「嫌い」も超越した「無関心」という存在がショービジネスにはいちばん痛い。無関心層をもう一度呼び覚ます、チーム戦略や選手の個性やファンサービスを草の根からあらためてやっていく作業が必要だと思っている。
パリーグファンのほとんどいないこの地で、日本ハムファイターズは人気と実力を備えたすばらしいチームへと発展した。不死鳥コンサドーレがもう一度羽ばたく姿を是非見せてほしい。