読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「将棋プロ棋士が『人狼』をやると面白くなったのはなぜか?」を考えてみた。

その他 雑感

去る2月18日に、ニコニコ生放送で将棋のプロ棋士*1が「人狼*2」というゲームをやるとどうなるのか?という企画をやっていた。
【電王戦記念特番】電王戦出場の佐藤慎一四段も生登場~将棋棋士の人狼~ - 2013/02/18 19:30開始 - ニコニコ生放送


結果は大成功!見事に化学変化を起こした。まさに名コラボ企画というべき神番組が誕生した瞬間だった。
7時半から11時半の4時間で13万人超の来場者と20万超のコメント数を集め、満足度も95%近かった。


人狼というゲームを予習するため、ドワンゴ社員と関係者で行われた人狼の大会を全編見た。
これ↓。ルールはわかったし面白くなりそうな感じはするけど、いまいちピンとこなかった。
D


ましてや、こういったゲームにはドワンゴの方々よりも縁遠いような将棋のプロ棋士による生放送。放送事故に近いくらい白ける番組になると懸念していた。


実際の放送は大盛り上がりだった。自分もPC前で大笑いしてしまった。タイムシフトが残っているので見たい方はぜひ↓
【電王戦記念特番】電王戦出場の佐藤慎一四段も生登場~将棋棋士の人狼~ - 2013/02/18 19:30開始 - ニコニコ生放送


でも「不思議だなあ、やる人が変わるとなぜこんなに面白くなるんだろう?」ということをぼんやり考えていた。
今までに行き着いた理由


1.勝負師であること
プロ棋士は勝負を生業としている。聞くところによると、リハーサルの段階でミスをした棋士を叱責したらしい。怖い。
常人がゲームをして負けたときとは桁違いの悔しさが発生するのだろう。


2.時間感覚(人間タイマー)
ゲームマスターから「3分間です」「あと1分です」とあらかじめ言われると、会話の話し始めから締めまでをきっちり利用する。これがグダグダ感を無くした一つの要素だと思う。実にスムーズに進行した。


3.見られることに慣れている
プロ棋士は、現地で大盤解説をやったり指導対局をしたり、さらにはテレビで講座をしたりと、人や群衆に見られることが多い。4時間やっても毅然とした座り方を通していた。同時に人前でしゃべり慣れていることを感じた。話すときにへんな間や口癖(”えっと”や”でも”など)がなく、TVショーとして成立させていた。



逆に、読み、表情や仕草を察する、記憶力がある、といった棋士特有の能力レベルは、このゲームにおいては常人とあまり変わらなかった。やはりこの企画をショーとして、番組として成立させようというプロ意識が大きく働いたのが成功の理由だと思われる。




最後に。面白かったからまたやって!

*1:自分はペーパー2段ですが、初めて見たプロ棋士も多かったです。

*2:人狼のルールがどういうゲームかとかは長くなるので紹介は省かせていただきます。