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ボードゲームで初心者を取り込み普及させるには?

雑感

今、ももクロと英語と将棋で手一杯な私です。
「俺がモノポリーの大会に出て酷い目にあった」という記事を読んで感じたことがあったので書き留めておきます。

俺がモノポリーの大会に出て酷い目にあった : ヴィブロ

というのも、私が大好きな「将棋」は普及させるのにかなりの工夫とエネルギーが必要な競技だと小さい頃から思ってました。小さい頃に父や祖父から齣の動かし方や手ほどきを受け、小学校でクラスメイトと休み時間や放課後に指して、それほど実力も上がらないままで止まるゲームでした。
もうちょっと都会に出ると、将棋道場やデパートでの将棋祭りなどで棋力を上げられたかもしれません。


しかし今は「インターネットが発達してネット対戦ができるようになった」「PCでソフトと対戦できるようになった」ということにより好きなときに好きなだけ棋力を上げられるようになりました。


ここまではよくある話。前段です。ここから本題に入ります。


前述のモノポリーの上級者の大会は、上級者ばかり集まって、初心者は置いてけぼりのような感じだったとのこと。でも、モノポリーもコンピュータ相手に何度も対戦して遊べるゲームです。ではなぜモノポリーの初心者はつらい思いをして、将棋の初心者は楽しい思いをするのでしょうか?


ニコニコ動画の公式将棋生放送だと、棋界最高(!)の実力者を決めるタイトル戦は、プロ棋士による詳しい解説はもちろんのこと、楽しいトークや視聴者からの質問に答えるコーナーもあります。何よりプロの将棋棋士がプロだと感じる部分は、将棋のルールがわからない人、駒の動かし方しかわからない人でも十分わかって楽しめるように番組をつくるところ。タイトル戦の最中でもわからない人にやさしくていねいに教えてあげることにあると思います。
さらに将棋はコンピュータ相手の電王戦の開催により、「将棋を始めました」という人や「何十年か振りに将棋を再開しました」という人が多くなっています。将棋の価値やプロ棋士の価値はむしろ飛躍的に上がりました。


モノポリーは今後プレイヤーを減らしたいのでしょうか?大会の開催すら危うくなるくらいにプレイヤー人口を減らしたいのでしょうか?会費も賞金も賞品も集まらないようなさみしい大会に今後はしていきたいのでしょうか?私はそれでは先はないと思います。強い人であればあるほど、初心者にゲームの魅力を伝えるべきだと思います。人数とリソースをどれだけ割けるわかりませんが、初心者だけがプレーできるテーブルを用意して強い人の助言と進行でゲームが円滑に楽しく遊べる場を作る、トップが集う決勝には解説会をつけてプレーの意味を教える、といった環境を作ることが、将来を考えても重要なことだと思います。
こうしてわざわざ興味を持って足を運んでくれた人をむざむざと切り捨てるのは非常にもったいなく感じます。


前将棋連盟会長の故米長邦雄氏は口を酸っぱくして普及普及と訴えてきました。数年を経て今こうして将棋界は盛り上がっています。


日本でテーブルゲームが多くの人に広く楽しまれることを切に願ってます。


脚注)私はモノポリーをPCソフトで楽しんでます。お金が行き交うときの演出も凝っていて楽しいです。面白いゲームですよ。