東京五輪懸念派

あちこちのブコメでも書いてるけど、自分は東京五輪招致に対してかなり後ろ向きでした。かなりバッシング浴びそうなので大声で言えませんが、今も後ろ向きです。東京に決まったのに、相変わらず喜んでいません。自分でも非国民的なのはわかっているので、叩かないでください。


五輪招致に対して、懐疑的に思っている点がいくつかあります。五輪を呼んだことで

1)経済効果&景気への好影響
2)世界的な知名度の向上
3)地元なので見に行ける&お祭り騒ぎができる

とプラスになる言われるものを大雑把に3つにまとめてみます。
それぞれ、今回は本当にプラスなの?と疑問に思っているので、理由をあげます。


1)経済効果&景気への好影響

五輪開始前は、競技場の建設やインフラ整備などで経済が潤うかもしれません。しかしそれは単なる需要の先食いだと思っています。もっと先にするはずだった建設事業、道路や交通機関などのインフラ整備を前倒しし、その結果、五輪後にはそういった仕事がスッカラカンに無くなってしまう懸念があります。アテネ五輪後に経済危機に陥ったギリシャからも何か学び取る必要がありそうです。
また、長野で五輪を開いたことによる経済効果やその後の波及効果がどの程度あったのか、これをきちんと検証、総括すべきだと思います。個人的なことですが、長野新幹線を作った結果できた新幹線の新駅が、ほぼ”峠の釜めし屋”化しているを見た経験がこの考えのベースにあります。駅前にデパートや住宅地ができているバラ色のような予定の看板を見て余計に悲しくなりました。


2)世界的な知名度の向上

札幌や長野という地名ははオリンピックが開かれなかったら世界的に知られなかったかもしれません。
逆に、オリンピックがあったおかげで知った海外の地名も多々あります。そういう意味では名古屋で開催されたほうが効果がありました。東京という地名はかなり知られているはずであり、改めて世界中に知らせる、という効果は薄いと思います。


3)地元なので見に行ける&お祭り騒ぎができる

ロンドン五輪で地元の人があまりチケットを買って見に行っていないことが話題になりました(パラリンピックは地元の人で大盛況だったようですが)。地元に来ても、果たしてお金を出して見に行くだろうか、と疑問に思っています。
また、テロへの警戒は回を追うごとにますます高まっており、警備の規模(警備に割く人数、お金、範囲)もこれまで以上に大きくなると思います。厳重な警備の中、日々の日常生活を円滑に送ることができるのか?なんのイベントがなくてもラッシュアワーに混雑する電車や地下鉄や駅に、警備という足かせが加わったときにどれほどの混乱が起きるのか?この点については自分は全く想像できません。


もちろん自分も、これからもあれやこれやと資料を探して勉強し、疑問点を解決しようと思っています。
この3つの疑問点をクリアできれば、素直に東京五輪決定を応援できるのですが…。